宝くじで当てるより難しい?白菜の種の育てかた
自家製の白菜の漬物を作りたくて自宅の小さな庭に白菜の種を植えたのですが、予想以上に育てるのが難しかったです。50粒くらい蒔いてまともに食べられるくらいまで育ったのは、たったの一個だけでした。 無農薬有機野菜での作りにこだわりを持っていたのである程度の覚悟はしていましたが、苗くらいまでに育つとどうしても虫に食われてしまうのです。その虫はヨトウムシと呼ばれる蛾の幼虫で、その名の通り夜に活動します。私も寝る前くらいには自宅の庭に出てヨトウムシの退治に奮闘したのですが、それでも退治が追いつきませんでした。ヨトウムシは私が寝静まったのを見定めているかのように、就寝中に土の中から這い出て白菜の苗を食い散らかしていたのです。
白菜作りに挑戦したことにより、改めて野菜を育てることの厳しさを知ることになりました。人が食べるための野菜は、道端に生えているような雑草とはわけが違います。農家の方々が苦心の末、やっと育てることができるようなものなのです。 私は農業のノの字もわからないようなずぶの素人です。白菜の種を食用レベルまで育てるのは、宝くじで一等を当てるくらい不可能なことかもしれません。でも、これからも諦めることなく白菜作りに挑戦していくつもりです。