異物混入を防ぐには時間が足りな過ぎます

factory21工場で実際に働いていた人間から言わせていただくと異物混入を防ぐのは極めて難しいと言わざるを得ません。というのは何よりも効率が優先ですから、一つ一つの食品に異物が入っているかどうかを確認している暇が無いのです。例えば弁当を製造する様なラインですと、具材を次々と乗せていくことになる訳ですが、入れることに集中しているので、その中に異物が入っているかという事にまで気を配ることができないのです。

もしどうしても異物混入を防ぎたいのであれば、ラインのスピード自体を今の半分ぐらいにまで抑えるしか無いでしょう。これぐらいであれば入れるだけではなくて、その中に何かが混入しているかどうかを確認する時間的余裕ができるはずです。ただ現実問題としては、このような事を実際に行うことは難しいでしょう。ベルトコンベアの速度が半分になるという事は生産できる数が半分になり、売上も同じように減少してしまうからです。

残念ですが、それを良しとする様な食品製造メーカーは存在しないと思います。よって、これからもこれまでと同じように混入事故は起こると思います。ただ元々の発生件数が少ないですから、消費者側としては特に心配するほどの事ではないでしょう。

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