防犯カメラで治安は守られるがプライバシーが心配
普段は気にしていませんが、街の至る所に防犯カメラが設置してあります。主な目的は犯罪を未然に防ぐことと、事件が発生した時に映像を解析して解決へと導くことです。
様々なタイプの犯罪が出てきたので、そういった意味では防犯カメラの役割は重要です。また、カメラの存在を意識することで犯罪を思いとどまることもあり、被害者を減らす意味でも役に立っています。実際に警察の捜査では防犯カメラの映像を解析することで、多くの事件を解決しています。
一方で個人のプライバシーが重要視されている時代背景で、防犯カメラの存在が侵害に当たるのではという問題も発生します。平穏な日常生活を送っているのに、自分の姿を勝手に録画されるのは心地よいものではありません。また、カメラの存在を意識しすぎると行動に制約がかかってしまい、場合によっては生活に支障が出てしまいます。
このように長所と短所の二面性を持つ防犯カメラですが、最も大切なのは管理する立場の心構えです。ネットの普及で情報が飛び交う世の中で、個人の映像が流出する問題が懸念されています。防犯カメラにも多くの個人情報が映っているので、管理者は情報流出に細心の注意を払い有効的な利用方法をしなければいけません。