宇宙の広さと人間の存在を考えたときの不思議な気持ち

宇宙に関するニュースなどを見ると、ときどき広さについて考えることがあります。
普段はあまり気にしないのですが、スケールの大きい話を見たり聞いたりしたときは、やはり少し考え込んでしまいます。

そのときに不思議な気持ちになってしまう理由は、宇宙の正確な広さを誰も知らないからです。
宇宙は広がり続けており、人間が把握できるのは、ごく一部だけにすぎません。

その観測可能な部分は、可視宇宙と呼ばれています。
可視宇宙は、地球から465億光年の距離にあるすべての範囲です。

さらに先の部分は観測することができないので、実際にどれくらいの広さがあるのか、本当にわかっている人は誰もいません。
そのわからなさが、なんともいえない不思議な感覚をもたらしてくれます。

地球で生活しているだけでも、世界はとても広く感じられるものです。
だというのに、宇宙はさらに広大であり、どれくらい遠くまで行けるのか、人間には知る術がありません。

そのよくわからない世界の一部で生活しているということが、とんでもない奇跡のように思えることもあります。

本当の広さがわからないくらい広い宇宙の中では、人間などちっぽけなものです。
たとえ絶滅したとしても、宇宙には特に影響はないでしょう。

しかし、人間は確かに存在しています。
この奇跡のような状態を無駄にしないためにも、毎日の生活を大切にしていきたいものです。

Comments are closed.