工場の修繕工事は基本的に休日出勤

工場で仕事をしていると、一般的には、ただ、出勤して、毎日同じ仕事の繰り返し、土日は休みというイメージだと思います。
ただのアルバイトや新人の頃ならともかく、ある程度経ってくると、土日にも出勤の憂き目に会うことがあります。
設備をはじめとする、工場の修繕工事です。
平日は工場の生産品の予定で詰まっていて、とてもじゃありませんが、修繕に充てる時間はありません。
でも、工場で物を作るということは、設備が劣化していくことでもあるので、当然どこかで壊れます。

普段、始業前や一定期間で、設備保全のための時間や手間はかけていますが、それでも設備は悪くなって行くものです。
そうして、いつか修繕が必要になり、それを処置するために、人が必要になります。
誰が?となると、ある程度工場でキャリアのある人が、休日に時間を割いて対応するのです。
個人レベルで修繕可能であれば、黙々と仕事の一つとしてこなせば良いのですが、中には専門の業者がいないと対応できないこともあります。
そうなると、土日の大半、場合によっては残業も辞さないほどの拘束時間が必要で、休日は完全に潰れます。
そうして翌日、仕事の手が足りないのは、どこでも同じで、生産の仕事のために休むわけにも行かないため、平日でも代休が取れず、なんだか知らないけれど、休みが少ないという事態に直面します。
工場の修繕工事とひと言で言えば簡単ですが、けっこうな人の苦労があるものです。

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